にんにく卵黄に含まれているビタミンを知って効果的に摂取
にんにく卵黄に含まれるビタミン
「ビタミン」と聞くととりあえず健康に良さそうでマルチビタミンのようなサプリメントを生活に取り入れているなんて方も多いと思います。
実際スーパーなどでもビタミン系のサプリは当たり前のようにどこにでも置いてありますから人々の関心の高さが伺えます。
健康食品として有名なにんにく卵黄にもビタミンはたくさん含まれていて、しかも同時にその吸収効果も高めてくれる働きがあるのです。
にんにく卵黄とビタミンの関係
にんにく卵黄にはにんにくの「アリシン」という成分が配合されています。
このアリシンという成分はにんにくの強烈な臭いの素となるイオウ成分であり、臭いはキツイですが実は非常に様々な働きがある優等生なのです。
アリシンは強い殺菌力、抗菌力をもち体内に取り込むことで免疫力抵抗力を高める働きを持ちます。
それだけでも非常に有効な成分でありますが、それ以上に注目されるべき特徴をもつのです。
それは他の様々な栄養成分と非常に結合しやすく、結合することでその栄養素の働きを高める効果を持っているのです。
また卵黄はビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKといったビタミンC以外のビタミンを含んでいます。
このアリシンと卵黄に含まれるビタミン類が結合することで、普通にビタミンを摂取するよりも効果的に体内に取り入れることができるというのがにんにく卵黄のメリットなのです。
アリシンとビタミンの関係
では具体的にはどのような働きをするのでしょうか?その代表的な例を紹介したいと思います。
アリシンとビタミンB1の関係
一番代表的なのは卵黄に多く含まれるビタミンB1との関係です。
ビタミンB1は水溶性で熱に弱く損失しやすい栄養素です。
しかしアリシンが結合する事によりアリチアミンという成分に変化し、損失が少なくなり体内に吸収しやすくなります。
また血中に長く留まる事が可能で非常に長い間持続的な効果が期待できます。
アリチアミンは代謝のサポートや疲労回復、免疫力の強化、神経系の働きの正常化など非常に様々な効果をもちます。
アリシンとビタミンEの関係
ビタミンEもアリシンと深い関係をもちます。
にんにく卵黄に含まれる脂質とアリシンが結合すると脂質アリシンという成分へと変化します。
この脂質アリシンがビタミンEと同じような働きをするのです。
ビタミンEは抗酸化物質と呼ばれる成分で体内に入ると細胞の参加を抑制する働きを持ちます。
また血行促進や肌荒れの改善などの効果も持ちます。
効果を失った後でもさらに他の抗酸化物質と結合することで機能が復活することも特徴です。
また他の抗酸化物質というのに一番手頃に当てはまる物質はビタミンCです。
しかしこのビタミンCは卵黄には含まれておらず、にんにくにも大量に含まれているわけではありません。
ですからビタミンCが追加で配合されているにんにく卵黄を選ぶか、別にビタミンCを摂取するかすることでビタミンEの働きをさらに効果的にすることをおすすめしたいと思います。
まとめ
にんにく卵黄は、単純に栄養素を取り入れるだけでなく、その働きをお互いに高め合うにんにく+卵黄という絶妙な組み合わせした上で体内に取り入れることが可能なのです。
サプリタイプのにんにく卵黄なら、いつでもどこでも摂取することができます。
さらに、ビタミンCや鉄分などの栄養素が追加で配合されているものもありますので、簡単に沢山の栄養を摂取することができるのです。
ぜひこの機会に一度お試しください。