にんにく卵黄の万能成分アリシンの驚くべき力
現代人に欠かせない栄養素を豊富に含み、元気な体を作るのに大変役に立つにんにく卵黄のパワーは多くの人が広く知っていることですが、どうしてにんにく卵黄が人間の体にとって良い効果をもたらすのでしょうか。
さまざまな栄養成分の中でも、アリシンという成分に注目して考えてみましょう。
にんにく卵黄の主原料、にんにくに含まれているアリシン
にんにく卵黄の主原料は言うまでもなく、にんにくと卵黄です。
その主原料の一つであるにんにくに含まれている成分、アリシンは、万能ともいうべき効果があり、人間の体に大変よい結果をもたらすことのできる成分です。
アリシンの驚くべき効果は、人間にとって精神的にも重要なホルモンから、内臓器官、生活習慣病や糖尿病の予防に至るまで、さまざまな効果があります。
にんにく卵黄を摂取することによって、体内でアリシンがどのような部分にどのような効果を発揮するのか、その事実を知れば、にんにく卵黄がより身近になり、健康にどれだけ貢献することができるのかお分かりいただけるでしょう。
アリシンが体内で発揮する効果
にんにく卵黄を摂取すると、豊富な有効成分アリシンが、体内でビタミンB1と結合します。
にんにく卵黄にはビタミンB1も含まれていますから、あえてビタミンB1を他から摂取することなく、一度で両方取ることができます。
ビタミンB1と結合することで、アリシンはアリチアミンという物質に形を変化させます。
このアリチアミンは、まず、糖質を代謝させる機能をサポートします。
これは、ダイエットから糖尿病予防や糖尿病の血糖値改善まで、幅広く体内で役に立つ事がおわかりいただけると思います。
人間の老化には糖と酸化が二大要素と言われていますから、そのなかの糖の代謝を促進してくれるので、アンチエイジングにも効果があるといえるでしょう。
さらに、にんにく卵黄で得たアリチアミンは、疲労回復に大いに役立つ成分です。
アリチアミンが体を疲労回復させる時には、エネルギーを産みだします。
産みだされたエネルギーで体が温まり、冷え性改善や新陳代謝の促進といった効果も同時に産みだされるのです。
また、アリチアミンは、免疫力強化という側面も持っているため、風邪やインフルエンザといった疾患から体を間も取るとともに、健やかで強い精神を作る働きをしてくれるのです。
にんにく卵黄には免疫力アップで風邪などをひきにくくなる効果もアリ!
アリチアミンを作りだすゴールデンコンビ、にんにくと卵黄
どうしてにんにく卵黄がこんなにまで健康効果を産みだせるのかというと、にんにく+卵黄というゴールデンコンビだからといえます。
にんにくにはアリシンが豊富に含まれていますが、ビタミンB1が無ければ、アリチアミンに変化することはできません。
そこで、にんにくにビタミンB1を豊富に含む卵黄を組み合わせた、にんにく卵黄ならば、そのビタミンB1が補えるのです。
にんにく卵黄のアリシンが、古くから日本人の間で健康成分として役立っているのは、その健康効果が大変優れているからであり、その効果は、今の現代社会に生きる私たちの間でも変わらず受け継がれ続けています。
にんにく卵黄は、今も昔もずっと変わらず、私たち日本人の健康づくりのパートナーとして大切にされ続けているのです。